科目名: 環境地盤工学特論
担当者: 林 泰弘
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | 開講学期 | 後期 | |
曜日・時限 | 火1 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 一般講義 | 単位数 | 2 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | わが国は狭小で資源が少ないため、循環型社会への移行への要求が高く、廃棄物や副産物をリサイクルする技術開発も多方面で進められている。地盤材料に廃棄物や副産物を用いた場合には、材料力学的に十分な特性を有しているのはもちろんのこと、ダイオキシン類や重金属などの溶出による環境面での安全性問題も満足しなくてはならない。さらに問題になっているのがコストである。リサイクルに伴ってコストが増大し、利用されなくなる面もある。本講義では、リサイクル地盤材料の有効利用を環境と経済を考慮した観点で学ぶ。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | "第1回 建設発生土・廃棄物の有効利用はどうなっているのか 第2回 大量廃棄から有効利用へ 第3回 有効利用の経済性評は本当に高くつくのか 第4回 有効利用を推進するには 第5回 建設発生土・廃棄物の有効利用の現状に関する調査発表 第6回 泥状の建設発生土の有効利用の現状 第7回 泥状の建設発生土の新しい用途と先端技術(1) 第8回 泥状の建設発生土の新しい用途と先端技術(2) 第9回 泥状の建設発生土の利用に向けた今後の課題 第10回 九州における廃棄物の発生と有効利用の現状 第11回 廃棄物の有効利用におけるコスト評価(1) 第12回 廃棄物の有効利用におけるコスト評価(2) 第13回 廃棄物の有効利用における今後の課題 第14回 建設発生土と廃棄物の有効利用の現状に関する調査発表 第15回 まとめ" |
評価方法・評価基準 | 評価基準:評点(100点満点)の60点以上を合格とし、60~69点を可、70~79点を良、80~89点を優、90点以上を秀とする。 評価方法:担当箇所の説明(説明資料を含む)、議論への参加、課題で評価する。 |
履修の条件(受講上の注意) | 輪講形式で行うので、担当箇所の予習をし説明資料を作成すること |
教科書 | 地盤工学会九州支部編:環境と経済を考慮した建設発生土と廃棄物の有効利用, 地盤工学会九州支部, 2003.10 |
参考文献 | 地盤工学会環境地盤工学入門編集委員会編:入門シリーズ20 環境地盤工学入門, 地盤工学会, 1994.4. 廃棄物と建設発生土の地盤工学的有効利用編集委員会:地盤工学・実務シリーズ7 廃棄物と建設発生土の地盤工学的有効利用, 地盤工学会, 1998.9. |
特記事項(その他) |

